イメージファイルへの出力について

「Microsoft Office Document Image Writer」が使えそうです

大森プロジェクトの結果作図をイメージファイルに キレイに出力したい！という問い合わせが、これまでかなり多くよせられています。 これまでは、Adobe Acrobat（Reader ではなく PDFファイルを作るソフト）を インストールすると一緒にインストールされるプリンタ機能「Acrobat Distiller」を 使ってPDF化してください、という返事をしてきました。が、「Acrobat Distiller」で PDF化したイメージファイルは、キレイさの面ではイマイチな場合が多かったのが現実で、 キレイなイメージファイルをつくるために、まずプリンタから紙に印刷をして、それを スキャナで取り込む、といった古典的なやり方を自分もやっていました。

ところが、あるユーザーさんから、もっと上手にキレイにできる方法がありますよ！と 教えていただきました。それが「Microsoft Office Document Image Writer」を 使う方法です。この「Microsoft Office Document Image Writer」は Office2003 以降 ではデフォルトでインストールされるファイルプリンタ機能で、「Acrobat Distiller」 と同じような感じで使用でき、オフィスソフトに直接貼れる形式のファイル（mdi 形式） のほか、多くのグラフィックソフトで編集できるTIFF形式にも変換できるようになって います。オフィスが２００３でしたら、こちらの方法がおすすめです。

「Microsoft Office Document Image Writer」はこんな感じです

大森プロジェクトを立ち上げるまえに、プリンタの 設定で、「Microsoft Office Document Image Writer」を通常使うプリンタに指定して ください。その状態で大森プロジェクトのソフトウェアを立ち上げて、メニューから 印刷を選ぶと、イメージファイルのファイル名を指定するダイアログが出ますので、 好みの名前をつけてください。すると、mdi 形式のイメージファイルが作成されて、 同時に「Microsoft Office Document Imaging」というソフトが立ち上がります。

mdi 形式でよい場合は、このソフトを終了して保存したファイルをお使いください。

TIFF形式のファイルに変換したいときは、メニュー「ファイル」＞「名前をつけて保存」 を選択して、ファイル形式をTIFFに変更します。そのさい、ダイアログにあるオプション ボタンを押し、TIFFカラー圧縮のところの「無損失圧縮」にチェックをいれておいて ください。このチェックを入れておかないとグラフィックソフトによってはファイルを 読み込むことができません（Adobe Photoshop の古いバージョンなど）。

「Microsoft Office Document Imaging」の使い方についてはヘルプ等をご参照ください。